日本の神話

天岩戸開き 天孫降臨

 

天岩戸開き

太陽の神、天照大神(アマテラスオオミカミ)は、弟の荒ぶる神、須佐之男命(スサノオノミコト)の乱暴ぶりを嘆いて天岩戸の中に隠れてしまい、世界は光を失い、闇に閉ざされてしまいました。
そこで困った八百万の神々が集まって会議した末に、策を練って天岩戸の前で宴会を開くことにしました。

そのうちで天鈿女命(アメノウズメノミコト)が天岩戸の前で賑やかに舞い踊り、他の神々はそれに大いに盛り上がりました。
その騒ぎに興味をしめしたアマテラスが岩戸を少し開いたところを
手力雄命(タヂカラオノミコト)が天岩戸を開け、アマテラスを引き出して、世に再び光が戻ったというのが「天岩戸開き」の説話です。


 

天孫降臨( テンソンコウリン)

天上の国、高天原(タカマガハラ)を治めていた天照大神(アマテラスオオミカミ)が、 孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を地上に遣わして、地上の国、葦原中国(アシハラノナカツクニ)、つまり日本を治めさせたという説話が天孫降臨です。

ニニギにアマテラスが言いました。
「雲のはるか下の海の中に、弓なりに列なった島で出来た国が見えるでしょう。あれが葦原中国です。ニニギよ、あの国に行き、そして豊かな地上の国を作りなさい。」

この時にアマテラスは自分の血を引く者の証として、ニニギに三種の神器を渡しました。それが八咫鏡(ヤタノカガミ)、天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)、八坂瓊曲玉(ヤサカニノマガタマ)です。そしてもう一つ「これを地上の国に広めなさい」と言って「稲穂」を渡しました。お米には神の願いが込められているから「コメ」といい、また稲は命の根だから「イネ」といいます。だから、日本人にとってのお米とは、他の食物と違って特別な意味があるのです。

そしてニニギはお供の神々を伴って地上へ旅立つことになったのですが、天上からの降り口、天の八衢(アメノヤチマタ)に風貌雄大、超絶した神、猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)が立っていました。

「もうすぐ天の皇子ニニギさまが地上の国へ向かわれるというので、 道案内をしようと、ここでお迎えに来ました」

そして、このサルタヒコの先導でニニギの一行は地上の国、葦原中国に向かって出発したのでした。

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