さながら日本版スピリチュアル・ディズニーリゾート

1983年日本にディズニーランドがオープンしてから20年以上が過ぎ、現在その入場者数はディズニーシーと併せて、ディズニーリゾート全体で4億人(平成18年11月1日現在)を突破しました。
ディズニーリゾートは単なる娯楽施設というよりも、今では日本人の心に深く浸透し、誰しもが一度は訪れてみたい、あるいは訪れたことのある、特別な地となりました。
それはあたかも聖地の感さえあります。

そんな夢と魔法の王国が日本に現れるよりも遙か昔に、それに匹敵する日本人の憧れの聖地がありました。それが伊勢の神宮(通称伊勢神宮)です。

「一生に一度はお伊勢参り」と言われたように、伊勢神宮は日本人にとって精神的な拠り所の中でも、最も至貴至高の聖地でした。
特に江戸時代の文政13年(1820年)には、約500万人の人々が1年のうちに伊勢神宮に詣でました。これは当時の日本の総人口約3000万人の、実に6人に1人が詣でたことになります。

現在の伊勢神宮もまた日本全国にある神社の最高位にあって、北は北海道、南は沖縄に至るまで、全国からの参拝客で年中賑わっています。特に初詣の1月一杯は地元の神社への初詣とは別に、改めて伊勢神宮まで大勢の人々が初詣に参ります。
そこでこのような特別な聖地である伊勢神宮に馴染みのない方のために、神宮がどのようなところであるかを、ディズニーリゾートにたとえて紹介したいと思います。

ディズニーリゾートが浦安に広大な敷地を有するのと同じように、伊勢神宮もその倍に匹敵する神域を伊勢の地に有しています。
そして、ちょうどディズニーリゾートが「ランド」と「シー」という2つのエリアから成っているように、神宮には内宮と外宮という2つの広大な神域があります。そして、「ランド」にはそのシンボルであるシンデレラ城が、「シー」には巨大な活火山プロメテウスがあるように、内宮には皇大神宮の正宮が、外宮には豊受大神宮の正宮があります。

さらにシンデレラ城と活火山プロメテウスを囲むようにして、人気の主要アトラクションや、さらに沢山のスポットがディズニーリゾートにはあるように、2つの正宮を軸に、別宮と呼ばれる社が14、さらに摂社43、末社24、所管社34等、何と総計125もの社で伊勢神宮は成り立っているのです。

そして、ディズニーリゾートが直接的に体感できる娯楽施設であり、心身の癒しと活性の場であるのに対して、伊勢神宮は目には見えず、触ることの出来ない、神のエネルギーである神気をスピリチュアルな感性で感じとり、心身の癒しと活性を促すのです。そして、その歴史は弥生時代から今日にまで約2000年の間、連綿と続いている人々の憧れの聖地なのです。

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