間合い
ダウザーになったつもりで

たとえば私たちが参拝をする場合には、迷うことなく賽銭箱の前へと進み出て、なるべく神殿に近いところで参拝をするのが普通です。
しかし必ずしも神殿に近ければ良いというものではないのです。
てこの原理を皆さんはご存じでしょう。あるいは天秤でもかまいません。
天秤の両端に重りをつけた場合、その最もバランスのとれる位置は、天秤の真ん中とは限りません。
それと同じように神殿を正面にした場合、必ずしも一番前が最もエネルギーを感じる場所ではないのです。
試しに一番離れたところから次第に神殿に近づいて見てください。
このときに大切なことは、自分の全感覚を研ぎ澄ませて、神殿から出ている神気を感じながら、間合いを測るようにして前へと進み出ることです。
すると感覚的にここ、という自分にとって一番安定感を感じられる場所が見つかります。
そしてそこで柏手を打ってみるのです。
すると他の場所で打つのに比べて、とても響きの良い音を出すことが出来ます。
ちょうど広い部屋のある一点で、声を出したり手を打つと、とても良く音が響くのと同じことです。
そこが自分にとって一番神と通じるスポットなのです。


Tatsu

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